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Technolab 社製

テクノラボによる騒音問題解決のコンサルティング

日本のハイエンドの電子顕微鏡ユーザーの多くは、装置の設置環境に関する問題を抱えており、その中でも特に騒音の問題は、なかなか手をつけられずに放置されていることが多いと感じています。

騒音の問題には2種類のものがあり、
① 高分解能の装置に対する騒音問題
② オペレーターに対する騒音問題

この二つがあり、特に②に関しては対策がなされておらず、本来は労働環境の問題としても取り上げられるべきものでありながら、その多くは対策予算が準備されにくいという理由で先送り(=放置)されているように見られます。

このため、せっかく高額な予算で手に入れた高性能の装置が十分にその能力を発揮できず、更にそのような高性能の装置で高度に集中しながら作業しなければならないオペレーターは、騒音を我慢しながらの作業を強いられているのが見受けられます。

弊社では、このような見過ごすことのできない高性能な装置に対する設置環境問題に対して、様々なアプローチを行いながらユーザー様の問題を解決するコンサルティングを行っています。

対策事例  : TEM設置室の騒音・DC磁場軽減工事

高分解能の透過電子顕微鏡の性能を十分に発揮させるために、電源系のエレクトロニクスラックや粗引きポンプ、コンプレッサー類を鏡筒の設置室と隔離させ、鏡筒の設置室内部にはカーペットや吸音材を貼ることで、装置自身が発するファンの騒音が室内で反射・増幅されることを防ぎ、鏡筒に対して十分に静寂な環境を作り出します。また、設置室そのものや、近隣の防火扉等金属の扉の開閉に伴うDC磁場の変化を軽減するために、設置室にDC磁場キャンセラーを設置しました。

対策事例 – 1 : TEM設置室の騒音・DC磁場軽減工事
 
 

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